低GI、GL。里芋の皮ごと焼き
いやー、年末年始は実家でバタバタしまして久しぶりに書きます。
里芋を沢山頂きましたので、以前店で出していましたつまみにして一気に処理しようと試みました。
味はむかごの素揚げみたいなイメージですね。
料理がシンプルなので、説明はしっかりとします。
最近は情報が手に入りやすいので、ロカボ、低糖質、カロリーオフ、ゼロカロリー、低GI、低GL、ハイポトニックなど色々色々身体に良さそうな文が飛び交ってますね。
この料理で言いたい事を大雑把に紹介すると、精製炭水化物と複合炭水化物の事となりますね。
精製炭水化物としてよく例が挙がるのは、白米、精白パン、菓子パン、清涼飲料水、エナジードリンク、精白パスタ、砂糖、カーボサプリなどです。
複合炭水化物としてよく例が挙がるのが、全粒穀物、豆類、野菜、果物など自然本来のものです。
精製炭水化物のメリットに関しては、極端な意見をお持ちの専門家なんかは、全く無いと言い切りますが、実際はあり、ボディメイクなんかを好む方やハードな運動を行う方など、血糖値を意識して上げるような急速なエネルギーのチャージをしたい方にはメリットだらけでしょう。
しかし当然デメリットもありまして、精製の段階で糖質以外の栄養を切り離す必要がありますから、当然素材本来の栄養は失われる事にはなります。
大体の食材は、得れる栄養素を分解して吸収しやすくする栄養素を合わせ含みます。
品種改良し過ぎると、不自然な程偏る場合もありますが、それはそれでメリットもありますから、僕ら消費者が選ぶ目や評価が出来るといいとこ取り出来ますね。
野菜なんかは皮の周りに多く栄養を含みまして、血糖値の急上昇を防止したり、便を柔らかくする水溶性食物繊維を豊富に含みますし、糖質や脂質などを吸収しやすくするビタミンB群なんかも多く含みます。
リグナンなどポリフェノールやビタミンCも精製の段階で飛びますから、勿体ない気もしますね。
きちんとしたメーカーの糖質サプリメントでは、ビタミンB群やクエン酸なんかを添加して、浸透圧の調整までしているので運動する方には素晴らしい効果を出しますが、そうではない方には肥満の元にもなりかねません。
また逆もあり、コンテストに出るような本格的なトレーニング愛好者には複合炭水化物では供給が間に合わず、貧血を招く場合もありますね。
僕はビールのつまみや煮物の下ごしらえとして、レシピを載せてますからそこまでは想定してませんが、情報を鵜呑みにせずに、自分や家族の必要栄養を分析してみると良いかもしれませんね。
身体が必要としている栄養素は、信じられないくらい美味しくかんじますので。
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